昭和の終わりを思い出す

今日で平成の営業日は終了です。明日も出勤ではありますが。。。

 

平成の終わりは正月のように実家で迎える予定です。そんな話を会社でしていると、昭和の終わりの話にもなり、平成生まれの若者は知らない時代なので、ここでも触れてみようと思います。

 

昭和の終わりは天皇崩御によるものであり、前年9月から闘病していたため、世間は自粛モード。芸能人の結婚式延期、身近では毎年恒例だった商店会のクリスマスパーティの中止(これをきっかけに二度と再開せず)と、とにかく世の中の雰囲気が暗かったことを覚えています。何しろ新聞には天皇吐血、下血、輸血、体温や血圧が毎日報じられていました。小6だった私は、一体何人ぶんの血を輸血したのだろう、とノートに独り言を書いていたような。

 

そして昭和64年1月7日朝、崩御の知らせ。当時塾の冬期講習会通っていて、授業はふつうにあり、先生が「昭和最後の授業を始める」と言ったのを覚えています。家に帰るとテレビは昭和を振り返る番組だらけ。平成という元号もニュースで知り、違和感しかなかった。そして、夜テレビでも昭和最後の夜、と文字が出ていたのが忘れられない記憶です。

 

今回の代替わりは昭和と全く違い、お祝いムードに近いものと捉えています。この方がいいんでしょうね。しかし、5月1日に改元というのも不思議な感覚。いつだからいい、というわけでもないのですが。

 

あと、平成元年は一月に始まったため、平成1年2月3日4時56分が存在し、ニュースになっていました。くだらないけど、子供だったからか明確に覚えています。

 

皇室もこのまま男系を貫くと限界が見えてきているので、なんとかいい方向に進むといいなというのが個人的な意見です。大昔に習うなら、旧宮家の復帰でしょうが。現宮家の養子か女性皇族と結婚か。はたまた悠仁親王に側室か。なんて、今の時代にはそぐわないことしか浮かんできません。法律と現実がマッチしていないんです。