伊坂幸太郎「AX」を読んだ

本日時間があったので、途中から一気に最後まで。

夏にカドカワの優待で届いたのですが、やっと読めた。

 

殺し屋なのに恐妻家という不思議な設定で、そんな人なのに心情がコミカルに表現されていて、笑いの方向にも持っていっているのが面白い。これだけ一気に読めるのは、短編が複数あるということもあるが、無駄な描写がなく展開がスムーズだからでしょう。途中で主役の死がさらりと書かれていたのと、ボウガンが2回も出てきたのが印象に残っています。あれは前振りだったのか!

 

このストーリーなら映画にしても面白いんじゃないかな。主役の恐妻家かつ殺し屋を演じるのは味のある俳優が合いそう。大泉洋あたりか。