大相撲11月場所

一年納めの九州場所ではなく、11月場所。

相撲もコロナに振り回された一年でした。

思えば初場所、徳勝龍が幕尻優勝した時は、観客もいっぱい入っているいつもの光景でした。それが、大阪は無観客、夏場所は中止、名古屋場所は延期の挙句国技館で行われ無観客、秋からは客は入れたものの寂しい限りで、最後も福岡でなく国技館でした。

そんな中、豪栄道琴奨菊は引退し、朝乃山、正代は大関へ、照ノ富士は序二段から三役に戻るという、大きな動きがありました。力士もコロナに感染して亡くなった人もいるし。

全体的に怪我が多いのは稽古不足なんでしょう。何しろ、2人とはいえ究極の密と言ってもいい競技スタイルなので、なかなか稽古は難しいところかと。

 

今場所は貴景勝の優勝で幕を閉じましたが、大関が2人来場所は角番、横綱2人も待ったなし?の状況なので、来年も上位の顔は大きく変わるかもしれません。正代が大関になるなんて、一年前は想像もできなかったし。意外な人が、上がってくるかも。照ノ富士は怪我さえなければ大関には戻るでしょう。

 

さて、問題の横綱です。白鵬鶴竜が同列で論じられるのには違和感が大きく、批判するなら分けるべきというのが私の意見。鶴竜は、来場所は出ないとダメだし、結果が出なければ終わりでしょう。仮に初場所二桁勝っても、その次の場所負けが混んだら身を引くべきです。

白鵬は負けが混んでの休場はあまりないので、もう少し(あと一回)猶予は与えてもいいと思います。怪我だって、どんなものかは本人しかわからないし。まだ強いのは確かなので、体力を戻せるかが勝負でしょう。過去(稀勢の里ではない)の休んでいた横綱と比べても、そこまで責められる成績ではないはず。優勝の目がなくなると休むというように見えるのは残念ですが。。。芝田山親方がいろいろ言っていますが、白鵬と自分の成績(8場所のうち休場6場所、残りは8勝と負け越し)を考えると、あんなことは言えないはず。鶴竜よりひどい成績だし、実際簡単に負けて情けなかった。。。

 

なんだかんだ、白鵬は来場所はきちんと勝ってくると思います。鶴竜は、、、さすがに無理かな。数年前に同じかと思ってたら復活したので、わかりませんが(苦笑)