「アリバイ奪取」(笹沢左保)を読んだ

60年前の短編集。

いずれもミステリーで男女関係が絡む話が多い。時代をものすごく感じる内容で、現代との感覚の違いは面白かった。今より生々しい人間関係を強く感じる。

トリックは軽いけど、どちらかというと登場人物の心情、行動を読ませるのが目的なんだろうな。自分としては逆に新鮮に読めました。

 

笹沢左保さんは亡くなって20年も経ってるんだな、というのも驚きでした。