「弁護側の証人」を読んだ

本日読了。紀伊国屋書店おすすめに惹かれて購入したもの。昭和30年代が舞台のせいか、読みにくい感はどうしてもあったけど、それとは関係なく叙述トリックに完全に嵌りました。どっちが捕まっているのか分からず、夫の真実を晴らそうとしている妻だと思い込んでしまいました。そもそも結ばれてはいけない2人だったのか、こんなことがなければ幸せになっていたのかというのはよく分からないけど、杉彦(すごい名前)のヤバさから考えると、(この事件がなかったとしても)幸せにはなれなかったんだろうなと思いました。

 

元の仕事に戻って、その後はどう過ごしたのかというのは気になります。相当な美人のようなので、うまく世渡りしたのかな。世代的には今90歳くらいか。。。