マチネの終わりにを観た

金曜日の夜、イオンシネマで観てきました。そろそろ上映終了かと思い、ちょっと無理してます。

 

さて、全体を通して飽きるところはなく流れがよい作品だなと思いました。

一言でいうと、本当は二人にとって本意ではないとんでもなくひどい話(ストーリーも映画らしい無理やりさ)なのに、なんかきれいに見せている、そしてなぜかそこまで不快感がないという不思議な感覚。

音楽が不快感を消しているのかしら。

 

登場人物について、まず福山雅治はさすがに老けたな、と思いました。設定どおり?でどう見ても40代ではあるのだが、ちょっと若作りしているのが感じられてしまう。こういう役はもう少ししたら厳しくなるのかもしれません。「三度目の殺人」のような役の方がこれからは合ってくるのかな。

しかし、ああいうきれいな流れでの強引な告白、、、普通はあり得ん。あこがれるけどね。それと、どう気が変わってマネージャーとくっついたのか、これも気になる。

 

石田ゆり子は年相応にきれいという感想を持ちました。シリアスで心が動くシーンが非常に多いので、それをうまく表現していたと思います。こんなにじっくり演技を見たのは初めてかもしれません。

 

あの桜井ユキという子は、初めて名前を知ったけど、キャラクターが強烈なので、キャストとしては重宝するだろうと思います。安藤サクラのカテゴリーかな。

 

最後のシーンの後、二人はどうなるのか、くっつくんだろうと普通に思いましたが、冷静に考えると、たった4年なのに環境が変わりすぎ、過去を純粋には取り戻せなくなってしまっている悲しさを感じてしまいました。スマホがなかった昔はこういうすれ違いは、よく聞く話でしたが。。。

 

原作は次の次に読む本にスタンバイしているので、年内に読みたい!