「おいしいごはんが食べられますように」を読んだ

芥川賞受賞作。すぐ買ってしまうミーハーな俺。

なかなか面白いけど、あんまり今っぽくない感じがした。こんな職場今どきあるのかなという感想。自分も体験しているわけではないけど、昭和の匂いをものすごく感じました。

 

自分は食べることが楽しみで、そのために自分でも作るので、二谷なんかは全く共感できない。芦川も気持ち悪い(どんだけ可愛いのかというのは気になる)、押尾もちょっと微妙。支店長や藤も感覚が古いし、そんなこと考えないでちゃんと仕事しろ、なんて思ってしまった自分(苦笑)でも、世の中は実際はこんな感じなのかな。。。二谷はなんでこんなモテるのか。そして、芦川と結婚しちゃうのかな、子供できたら大変そうだな、とか色々気になって仕方ないので、そう思わせるという意味でいい作品なのかなと思います。