「6人の嘘つきな大学生」を読んだ

浅倉秋成著。映画化されることと浜辺美波が出ると知ったのがきっかけではありますが、、、

とても面白くて文字通り一気読み。昨日の夜中2時まで止まらずに読み切りました。自分にはとても合ってたみたい。テーマ、展開、トリック、伏線回収と興味深く感銘を受けました。映画も楽しみです。

前半と後半の別人のような嶌さんをうまく演じてくれるでしょう。映画も前半は波多野視点、後半は嶌さん視点になるのか、途中のインタビューはどう挟まれるのか、気になります。

波多野の妹も後半のキーパーソンなので、誰が演じるのか、これも気になる。

 

自分が気になったのは答えが仄めかしになっている嶌さんがあの5人の中で誰を好きだったのか、です。

好きな人に投票ということから九賀なんだろうな。態度からは全然わからなかったし、波多野も気づいていないけど、これも叙述トリックなんでしょう。

 

うまく騙されて,最後はみんないい人で終わるという、ミステリーではあまりないよい読後感でした。

 

他の作品も読んでみようと思います。