「彼女が好きなものは」を観た

昨日のレイトショーで鑑賞。客は自分を入れて2人でした。ほぼ貸切状態。

 

しかし、映画はとてもよかった。飽きるシーンがほとんどなく、ずっと見入った2時間。山田杏奈は凄いんじゃないかと思い始めた。屍人荘の殺人で浜辺美波の次に気になってたけど、主役で全然いけるし、これからさらにブレイクするかもしれない。役を選ばないのもいい。際どいシーンもOKだし。デートのシーンとかほんとにかわいかった。浴衣も。

目だけであんなに印象を変えられるのが1番の武器ですな。過去の映画も観ておかねば。樹海村も。

 

ストーリーはまたもこじらせ系の女子高生(ボーイズラブ好きの腐女子)。好きになった同級生がゲイで、でも付き合って、バレて、みたいな。なかなか理解はできない世界ではあるものの、最後の演説のシーンは自分の気持ちをはっきり言っていた。それを受け止めた彼の気持ちは、なんか愛じゃなくて友情のようにも感じた。最後の初恋の絵が吹っ切れたというサインなのかな。

 

キーパーソンである同級生男子がカズの息子だとは知らず、映画の後にびっくりしてしまいました。

あとは山口紗弥加がまたも母親役で出ていて、自分はこっちの世代だよなと寂しくもなりました。

 

山田杏奈も高校生役はあと数年だろうから、本人の求めるキラキラした役も観たいですな。