「勇者たちの中学受験」を読んだ

九州旅行中に読んだ本。

3つのケースがほぼ実話で紹介されている。しかも去年か一昨年の話のようで、うちの子の受験の時期とも重なっていた。。。

 

内容はなかなかインパクトが強かった。初めて中学受験の闇を知った。(というか、自分が知らなすぎた)

1番衝撃だったのは三冠の話。わざわざいく気もない灘中を塾持ちで受けさせるとか、塾の合格実績を稼ぐためにこんなことをするのかと驚いた。子供が優秀で舞い上がってる、そもそも塾代も優遇されている、という要素から逃げられなくなるんだな、と感じた。かわいそうなのは本来主役であるべき子供。

 

全体を通しての感想は、自分が行きたい学校(やりたいことも含めて)に入ることが成功で、偏差値はその候補を選ぶための指標でしかないということ。よって、行きたい学校に受かること、入ってからも充実して過ごせることが本当の成功と感じました。

次女も再来年には受験する予定なので、忘れないようにしようと思います。