信長の原理を読んだ

カドカワの優待で妻が選んだ本。面白かったから読んだらと言われ、久しぶりに信長の話を読んでみた。話はずれるが、小学生から歴史好きでコーエー(光栄)の信長の野望にハマり三国志とともに今もやり続けているくらい好きです。(もちろんハードはPC)

 

さて本題に、こういう歴史の本は事実の記載が中心となることが多いが、この本は登場人物の心理描写に主眼が置かれ、かつ深いところまで掘り下げていると思った。もちろん本当にそう考えていたのかは誰にもわからない。働きアリの法則をベースに史実を舞台にしたフィクションと捉えるのがスムーズかもしれない。2割、8割、2割の法則はビジネスでもよく言われるが、上の2割だった人が8割もしくは下の2割に落ちていき、信長に切られていくというのがなかなか考えさせられた。年齢的なもの、精神的なものはあるにせよ、会社でも起こりうるかもしれないと思い、戦慄が走りました。自分がそうなったりして。

今は会社では上の2割だけど、ポジション変わってまた2割でいられるのか、これから勝負!と自身では思うことにします。

 

また、視点を変えて、配下の人材配置を考えるときに意識しても面白い。よくあるのはリーダーを異動させて、ナンバー2を1に引き上げて成長を促すこと。頃合いを見ているとできない、というのも自分でよく分かったので、思い切った手も考えていかないといけませんな。