「Red」を観た

2年前の映画。やっと観ることができました。

確かコロナの始まりの頃で、映画館に行くのを躊躇して観るのをあきらめたと記憶しています。その後先に小説を読み(その時の感想はこちら→https://jsawa51.hatenablog.com/entry/2020/05/14/220912)、アマゾンプライムでの公開を待ってました。

 

原作読んでなかったら、話が理解できたか自信ない。現在と過去が混在しながら進むので、混乱もあり、時系列がわからなくなってしまいました。

なので、映画の真の意図については、死んだ?鞍田への愛に気がつき、それを貫き通すと決め、夫どころか子供とも決別した、という理解です。子供を捨てるのが想いの強さを表現してるんだろうけど、子供(なんとなく察してたよね)の目線で行くとあり得ないという感じ。なんで結婚したんだろうか、なんで無理に(?)いい妻を演じてたのか、というかこんな人いっぱいいるのではないか、とも思いました。とはいえ、原作同様に原因は夫なのは間違いないかと。

 

主役2人の演技はさすがだし、夏帆は映画の役にピッタリでした。原作の塔子は確かそんな美人でないのに、なぜかモテるというイメージだったので、それとは合わないかもしれないけど、色気とかいい感じで出てたと思います。柄本佑もよかったけど、重要な立ち位置なのに出番が少なかったな。。。原作より少しまじめな人になってたような気がします。

 

観てる時は色々ハテナで混乱したけど、今振り返ると、雰囲気などいい映画だったと言えます。雪がきれいだったな。あの積もり方が懐かしい。